kakiukon’s find a room diary

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ありきたりなマニュアル営業はやめて下さい...20代女性 外国人留学生ルームシェアの案件 名古屋栄

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今回ご成約した某高級賃貸リビング 名古屋栄

 

本日は先日、迷子犬を探した日にご紹介頂いた外国籍留学生の案件を投稿します。

kakiukon.hatenablog.com

 

 

人の出会いはどこで繋がるか分かりません...

 

 

 

 

実は先月、ローソンでFAXを送った際に書類をそのまま忘れてしまうという出来事を起こしてしまいした。


それも気付いたのはその5日後、書類整理をしていて無いのに気付き、パッと思い付いたのが、ローソンのコピー機
「やってしまった...」
もうあるはずもないだろうと思いつつも、気持ちだけ先走り、その場駆け足でローソンに向かいました。


コロナ自粛中の夜遅くでしたが、営業しており、外国籍の店員さんがいたので、その旨を伝えました。


だが、中々伝わらない...。


まだ日本語の対応力が低く、対応をする素振りはしてくれるのですが、内容が伝わらず、難対応で厳しいものがありました。


忘れた私が悪いのは百も承知ですが、とても大事な書類だったため、焦燥感に苛まれるような気持ちになりました。


その日店長は不在だったため、改めて翌日コンタクトすることにしました。

翌日急いでお店に電話したら、店長が出てくれました。

店長も外国籍の方でしたが、言語力はペラペラで「もう、交番へ届けましたよ」と聞いた瞬間には神様に感じる気持ちでした。

電話越しに私の困った姿が浮かんだのか、

お礼を大げさにいうと、ちょっと引き気味の対応でしたが...(^^;)

 

そして、今回のお客さんがその店長のご紹介なのです。

 

人の繋がりとはどこで生まれるか分からないと改めて感じました。名刺を渡しといてよかったです(*_*)

店長曰く、従業員の知人に引っ越したい方がいるのだが、審査というか断られるみたいで困っているとご連絡を受けました。

色々と想像を搔き立てましたが、実際に店長とお会いしてお話を伺いました。

 

内容は中国籍姉妹2人でのルームシェア希望。

先日、不動産屋に行って気にいった物件があったのだが、断られたと言います。

 

それを聞いて私の頭に浮かんだのは、「比較的お得な物件で探したけど、外国籍不可かルームシェアで引っ掛かったかな...」

 

人のそれに対するイメージというものは、その人の歴史で培われてきたもので、ひょんなことがあっても、中々ぬぐい切れないものです。

 

読者の皆さんも、もしオーナーさんの立場になって外国人のルームシェアと聞いたらどんなイメージが湧くでしょうか...

 

決して偏見ではありません。仕方がない日本人のイメージなのです

 

昨今も外国籍不可物件がかなりの割合を締めているのが現状です。

正直、賃貸物件というものは、オーナーさんありきの商売になります。

借り手のお客さん向けなPRが多いですが、物件を所有するオーナーさんが居て、初めて賃貸に出せるのです。

 

今回の話を聞いて、また難題かな(^^)と思いつつ、じっくりお話を聞くとそうでもありませんでした。

なんと当事者の姉妹のお父さんは某貿易会社の社長。会社名をすぐググりましたが、1級レベルで相当稼いでいます。

私の頭の中で他の物件を探すより、当事者で断られた物件を「どうにかものにできないか」との考えがよぎりました。

 

というのも、失礼かもしれませんが、今回の外国人ルームシェア枠のレベルが違い過ぎると感じたからです。

求めた物件も賃料17万円の名古屋栄の高級賃貸でルームシェアといえども優学校に通う富裕層のご姉妹。(向こうで言ったら叶姉妹くらいのレベルになるとおもいます...(^^))

 

断られたオーナーサイドも先のイメージで感じていると感じたため、急ぎ足の気持ちで物件の管理会社に連絡を取りました。

 

 

「先日、他社から外国籍の方の件でご連絡いったと思うのですが...」

 

管理担当:「あ~はい、ルームシェアですよね、無理ですね正直...オーナーさん固い方なんで」

 

「親御さんが稼いでて賃料は確約できるのはしってます?」 

 

管理担当:「聞きましたよ、向こうの社長さんなんですよね、ただ、そもそも外国籍で+ルームシェアってゆうのがもう無理なんですよね...」

 

 

その後会話は続きましたが、電話対応を聞いて分かりました。

言い方は悪いですが、「営業力のない奴」だな...と。

 

これもイメージの話になります。

話を聞くと、オーナーさんは忙しく、担当者からの連絡はメールのみ。何か気に障るものがあれば文句を言ってくるといいます。

 

その話を聞いて大体の想像...『創造』が付きました。

「文句を言ってくるのはお前の対応力がないせいだろと...」

 

担当者の営業マンとしてのレベルが低すぎます。

これでは、決まる物件も決まりません。

 

我々不動産業界の営業マンは営業をかけるのは売り上げを上げたいお客さんだけではありません。

オーナーさんや取引業者にどう営業出来てご成約に結べるかが大事なのです。

 

今回の担当者には見切りを付けました。

 

 難癖をつけ、店長に対応を変わって頂き、私が作ったDMをオーナーサンへ送って頂けるようお願いしました。

 

すると、翌日「今回の案件にオーナーさんもご興味を持って頂き、後日当事者との対面でのお話し合いの場を設けて頂けないか」とのご連絡を受けました。

 

なんなくクリアです。

望んだ対応になってくれました(^^)

正直、決まったも同然です。

オーナーさんからした気持ちは、決めたいから会うのです。

ただ、念のためか何か知らないが、一度お会いしましょう的な...

もうこっちのものです(^^)

 

 後日、当事者二人と私、オーナーさんと管理会社担当者でご面接頂きましたが、

最後にはオーナーさんから「是非、長く住んでください」とのお返事を満面の笑みで言って頂きました。

 

 

どの所有物件も一人の人間の持ち物です。

その方の気持ちをコントロールするのは、対応した人間の営業力次第です。

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現在の不動産会社に務める人間はどこかしこも忙しい者ばかりです。

不動産会社に勤める以外の営業マンにも伝えます。

 

「 皆それをこなしています。いざ問題なお客様がきても、あなたの不安な裁量でお時間をさいて来て頂いたお客様に対して、決してご迷惑を掛けないで下さい。 」

 

 

以上、お読みいただきありがとうございました(^^)

 

これからも随時更新していきます。

またお悩みの方が居ましたら、コメントや、プロフィール欄のツイッターDMからご連絡お待ちしております。

なお、ブログアップする内容の当事者にはご了解を得て投稿させて頂いております。