52才男性 生活保護受給者の案件
・いまだに生保者で儲けようとする輩業者の募集要項(大手不動産業者間サイトより)
先日、SNSからのご相談で「現在不動産会社に通っているんだが、審査がどこも通らない」とのお悩み具合を受けました。
話を聞くと、最初に伺った不動産会社で2件の申し込みをしたが通らず、担当の営業マンからも次第に連絡が来なくなったそうです。
新しい不動産会社にも行ったが、生保(生活保護受給者)の理由だけで断られて、困っているとのこと。
生保の方は只でさえ、不動産会社に行きづらいものです。
それを営業マンの力量不足でお客様をたらい回しにするなど、営業マンとして失格で、断じて許せません。
私の経験上、生保だからといって、何か審査に特別な影響が出ることはありません。
むしろ、受給資格があるうちは賃料は自治体が支払うので、オーナーサンによっては歓迎も受ける物件もあります。
しかし、昨今のイメージもあり、生保可物件が少ないのも事実です。
「じゃあ、どうして審査が通らないの?」
『ご本人に問題があるからです。』
そう、話を聞くと「前にクレカを飛ばしてしまったことがあって......」と、その話し方ですぐに察知しました。ブラックの中でも濃厚なランク付けの位置に入ると...。
ただ、それ以上は聞きません、受給理由も聞きません。
申し込んだ物件を教えてもらい、保証会社を特定しましたが、2件とも審査レベルで言うと1~10のうち、大手の3、4と一般的でした。
段々と見えてくる突破口...
そう、あとはレベル1、2の物件を探せば良いのですが、お客様にもそれなりのこだわり条件があります。駅近やバストイレ別、20㎡以上などなど...。
あとは業者側の営業力になってきますのでお任せください。
なるだけご条件に近い物件に片っ端から営業電話を掛けます。
もちろん100%の物件が無いことはお客様も承知ですが、それに近い営業は出来ます。
ほとんどが大手保証会社の審査レベル3、4の物件でしたが、オーナーサイドもお客さんがいれば、決めたいのは山々...。
・営業トーク(取引業者に対して)
「御社の物件がとてもお気に入りで、他の物件なんか目もくれないんですよ、すぐにでもお申込みしたいって、ただ...ずっと前に引っ掛かったことがあるみたいで、とても慎重なんです。今回だけ特別に弊社の提携する保証会社を利用させて頂けませんか?」
営業手法を見せるのはマグロ漁師の仕掛けを見せるのと一緒で、気は進みませんが、ほんの一例です。
レベル1、2の保証会社をこちらから吹っ掛けます。そう、物件が無ければ作ればいいんです。
後日、お客様をご案内し、その日のうちに審査通過、無事ご成約頂きました。
毎回思うのが、お客様から感謝されると恥ずかしく、下手に出ますが、本当にうれしいものです。感謝の思いは常に声に出していきたいと思う案件でした。
今回ご紹介した私独自の審査基準ですが、レベル3⤴は大手と呼ばれる保証会社(全保連、日本セーフティー、Casa、エルズサポート等)になります。
現在 の賃貸物件の7割強は大手が締めておりますが、昨今の状況もあり、緩く締めている会社もあります。審査に不安な方も屈せずトライしてみてください。
現在、保証会社も様々な営業手法で無数に存在しております。↓
そして、今回ご利用させて頂いた保証会社サンは昔からごひいきにさせて頂いているところで、なんと審査基準は「ネットで名前を叩いて犯罪歴が出なければOK」との太っ腹審査です。良く利用させてもらってます。(もちろん、会社名は明かせませんが。)
こういった会社もあればまたその上をいく、どなたでもOK会社も存在します。
もちろんすべて協会加入のれっきとしたまともな会社です。
保証会社もお客様確保で様々な営業スタイルがあります。ご参考下さい。
以上、お読みいただきありがとうございました(^^)
今回の生保案件のご提案もほんの一部ですので、これからも随時更新していきます。
また、お悩みの方が居ましたら、プロフィール欄のメールからご連絡お待ちしております。